MTV時代の申し子として、先日紹介したシンディ・ローパー似続けて、もう一人マドンナも紹介しましょう。
下積み時代からダンスや歌のレッスンを積んで、デビューアルバムの「Burning Up」からはシングル曲をスマッシュヒットさせて一躍ダンスミュージックの申し子となりました。
アルバムからのシングルカットでは、軽やかなメロディが美しい「Borderline」のPVをおすすめします。
セカンドアルバムの「Like a Virgin」では、プロデューサーに当時最先端の音を作っていたナイル・ロジャースを起用してダンスミュージックにFunkな面も持つようになりました。ちなみにナイル・ロジャースはマイルス・デイヴィスのバンドでベースを弾いていた人です。
このアルバムがタイトル曲のビデオクリップとともに話題となり、マドンナはさらにポップミュージックの女王となったわけです。今聴いても捨て曲なしの密度の濃いアルバムです。
このアルバムからは、イタリアのヴェニスの運河で船に乗りながらマドンナが踊る「Like A Virgin」のPVをおすすめします。
ここで出てくるライオンは、男はライオンと暗示しているのでしょうか?最初は、いかにも猛獣といった風情のライオンが、PV後半では正装した紳士風になっているのは、マドンナに悩殺されて手玉に取られているっていう意味でしょう、多分。
次のサードアルバム「True Blue」からは自分で曲を作ったりプロデュースするようになります。このあたりからマドンナのセルフ・プロデュース能力発揮です。今までは敏腕プロデューサーの元で名作を作ってきた彼女が、自らの手で名作を作るのようになります。それは最近の作品まで続いています。
その意味ではこのアルバムはマドンナの歴史でターニングポイントとなる重要作品です。このアルバムからはダンス・ミュージックは影を潜め、ラテンフレイヴァーあふれるバラエティーに富んだヴォーカル・アルバムとなっています。このアルバムも捨て曲がないほどの名盤です。必聴。
このアルバムからは、ドラマ「沙粧妙子-最後の事件-」の主題歌にもなった「La Isla Bonita」のPVをおすすめします。
最後に、1980年代後半になって、マドンナもそろそろヒット曲から遠のくかな?と思った頃に大ヒットした「Vogue」のPVを紹介します。
これは「ヴォーギング」というスタイリッシュなダンス・スタイルをフューチャーした曲で、PVがカッコいいということで話題になりました。
以下DVDは、このページで紹介したPVを含めて、マドンナの代表曲のPVがまとめて見られます。
収録曲は、以下のサイトで確認できます。

上記サイトから引用
DVD #1
- 1. バーニング・アップ
- 2. ラッキー・スター
- 3. ボーダーライン
- 4. ライク・ア・ヴァージン
- 5. マテリアル・ガール
- 6. クレイジー・フォー・ユー
- 7. イントゥ・ザ・グルーヴ
- 8. リヴ・トゥ・テル
- 9. パパ・ドント・プリーチ
- 10. トゥルー・ブルー
- 11. オープン・ユア・ハート
- 12. ラ・イスラ・ボニータ
- 13. フーズ・ザット・ガール
- 14. ライク・ア・プレイヤー
- 15. エクスプレス・ユアセルフ
- 16. チェリッシュ
- 17. ヴォーグ
- 18. ジャスティファイ・マイ・ラヴ
- 19. エロティカ
- 20. ディーパー・アンド・ディーパー
- 21. レイン
- 22. アイル・リメンバー
DVD #2
- 1. シークレット
- 2. テイク・ア・バウ
- 3. ベッドタイム・ストーリー
- 4. ヒューマン・ネイチャー
- 5. アイ・ウォント・ユー
- 6. 愛をこえて
- 7. フローズン
- 8. レイ・オブ・ライト
- 9. ザ・パワー・オブ・グッバイ
- 10. ビューティフル・ストレンジャー
- 11. アメリカン・パイ
- 12. MUSIC
- 13. ドント・テル・ミー
- 14. ホワット・イット・フィールズ・ライク・ア・ガール
- 15. ダイ・アナザー・デイ
- 16. ハリウッド
- 17. ラヴ・プロフュージョン
- 18. ハング・アップ
- 19. ソーリー
- 20. ゲット・トゥゲザー
- 21. ジャンプ
- 22. フォー・ミニッツ(feat.ジャスティン・ティンバーレイク・アンド・ティンバランド
- 23. ギヴ・イット・トゥ・ミー
- 24. マイルズ・アウェイ
- 25. セレブレイション
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