スタジオの魔術師=アラン・パーソンズ・プロジェクト

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私の好きなミュージシャンの一人(一組)に、「アラン・パーソンズ・プロジェクト」があります。1980年代に活躍したイギリスのユニットです。メロディーはシンプルで非常に聞きやすいながら、シンセサイザーを始めとして管弦楽までの楽器を駆使し、玄人好みのアレンジが特徴となっています。このグループは実在せず、「アラン・パーソンズ」が色んなミュージシャンを使って仮想のユニットの形を取っていました。ギネスブックにも、「ライブ活動をせず最も成功したグループ」として記載されていたと思います。後年、ライブ活動をやるようになったのには驚きました。
下にあげたのは、数多く発表されたアルバムのうち、聞きやすく完成度も高いものを二枚厳選しました。これらが気に入った人は、おそらく他のアルバムも気に入ってもらえると思います。

1984年発表の「アンモニア・アベニュー」。幾何学的な不思議なジャケットが目を引きます。多分ヒプノシスの作品だったかな?収録曲ではなんと言っても大ヒットした「ドント・アンサー・ミー」が有名でしょう。アメコミ調のプロモーションビデオも話題になりました。サウンドも、ストリングスを使うなど重厚で分厚いものから、ほぼシンセサイザーのみのものまでバラエティーに富んでいます。

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では、アメコミ風のPVが当時大変話題になった「Don’t Answer Me」をどうぞ。

 

同じく1984年発表の「ヴァルチャー・カルチャー」。「レッツ・トーク・アバウト・ミー」の過激なプロモーション・ビデオが話題になりましたが、曲はスマッシュヒットに終わりました。収録曲も少なめなんですが、最初から最後まで隙がありません。アルバムの完成度で言えば、これが一番ではないでしょうか。

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では、まじめそうな歌詞とは裏腹に、旦那に構ってもらえない嫁のちょっかいが段々とエスカレートする、不思議なPVが当時は話題になった「Let’s Talk About Me」をどうぞ。

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