私の洋楽デビュー曲は、ザ・ナックの「マイ・シャローナ」なのですが、本格的に聴き始めたのはビリー・ジョエルからです。アルバムで言うと、「ナイロン・カーテン」からはリアルタイムに聴いていました。そんな甘酸っぱい思いでアルバムを紹介したいと思います。
ヒットチャートにガンガンヒット曲を送り込んでいたビリーがいきなり社会派になった問題作「ナイロン・カーテン」。シングルカットされた「プレッシャー」「アレンタウン」「グッドナイト・サイゴン」は大ヒットしました。アルバムのコンセプトは、ベトナム戦争を終えて疲れと焦りから行き先を見失いかけていたアメリカの暗部を描いた力作です。
前作「ナイロン・カーテン」で社会派のアルバムをリリースしたものの、従来から比べると今ひとつセールスが振るわなかったため、ビリーの音楽的ルーツであるR&Bやモータウンサウンドをオマージュしたのが名作「イノセント・マン」です。このアルバムは売れましたね。ポップでキャッチーなビリーが帰ってきた!ってな感じです。当然シングルヒット連発で「アップタウン・ガール」「ディス・ナイト」などがヒットしました。確かグラミー賞も獲ったのかな?(うろ覚えすいません)
最後に私のお気に入りのPVですが、ベストアルバム「ビリー・ザ・ベスト」だけの収録曲「You’re The Only Human」を紹介します。
PVのストーリーは、女の子にフラれて川に飛び込もうとしている青年を、ビリー扮した天使(?)が元気づける、という内容になっています。
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