1980年代にベトナム戦争のニュース音声をサンプリングしてダンンスミュージックにした「19」で大ブレイクしたポール・ハードキャッスルは、1990年代以降はオシャレ路線に路線変更してからは絶好調!
最近では、いろんなアーティストが耳あたりの良いキラキラしたメロウサウンドにキレイな女性ボーカルの「スムース・ジャズ」と言われている曲を作っていて、いまでは立派な音楽の一ジャンルになっていますが、突き詰めて考えてみると1990年代の最初からそういった音楽をやっていた彼こそが元祖なのでは?と思います。
ポール・ハードキャッスルは、アルバムを出すときに2つの名義で交互にリリースしています。「ジャズマスターズ」「ハードキャッスル」のどちらの名義もサウンドの傾向は一緒で、パッと聞いた感じの違いだけで、どちらの名義か判断する事は不可能です。とはいえ、全てハズレ盤なしのハイクオリティーなので、オシャレな音楽が好きな人は試しにどれか一枚買ってみそ。
ちなみに、このアルバムの一曲目の「Rainforest」と言う曲は、その後なんどかセルフカバーをしていて、スムースジャズ路線になってからの彼の代表曲になります。
ほな
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