2010年代の声優として大活躍の花澤香菜ですが、柔らかい声質を活かしてアーティストとしても多数のシングル・アルバム、ライブ活動と精力的に活躍されています。
優しい声質から、松たか子や今井美樹が好きな人は、気にいる可能性大です。
それではこの記事では、主観的にイチオシのアルバムを選び、さらに各アルバムの紹介をします。
花澤香菜でイチオシのアルバム
ファーストアルバムの「claire」がイチオシです。
アルバムプロデュースは、ポスト渋谷系と言われた「ROUND TABLE」の北川勝利氏です。
ということで、参加ミュージシャンは「ROUND TABLE」「Cymbals」「カジヒデキ」といった、90年代〜00年代の渋谷系ミュージシャンが勢揃い、サウンド傾向もオシャレで聞きやすい良質のポップスです。
アルバムでは、特に1曲目から2曲目の流れがいい!
では、デビュー・シングルの「星空☆ディスティネーション」のPVをどうぞ。
以下、今までにリリースされたアルバムを紹介します。
claire(2013年リリース)
冒頭でイチオシして紹介しているので、省略します。
25(2014年リリース)
このアルバムは、なんと今どき2枚組の25曲入りという大ボリュームです。
2枚組のオリジナルアルバムとなると、洋楽ではスティービー・ワンダー「キー・オブ・ライフ」や、プリンスの「サイン・オブ・ザ・タイムズ」など幾つかを思い出しますが、邦楽では浜田省吾の「J-Boy」ぐらいしか知りません。
また、作詞家の岩里祐穂がラジオで話していましたが、プロデュースの北川勝利に西新宿の高層ビル上階のレストランに呼ばれて顔合わせに行った時に、アルバムに25曲入れると聞いて、びっくりして聞き直したと言っていました。
このアルバムもいい曲ぞろいでオススメしたいのですが、ボリュームがあるので連続して聞くとしんどいところはあります。
ちなみに、CD1枚目の3曲目の「Brand New Days」は作詞・作曲・編曲がCymbalsの矢野博康氏ですが、プロデューサーの北川勝利氏から「スクリッティ・ポリッティみたいな曲」というオーダーがあって、スクリッティ・ポリッティのファンクラブに入っていた矢野氏が気合い入れて作ったと、音楽ナタリーに載っていました。

「ドンタン! ドタン!」ってボイスパーカッションから始まり、キュートなラップが炸裂するこの曲。矢野君(ex. Cymbals)に「スクリッティ・ポリッティ」な感じでってお願いしたら、「ファンクラブに入ってたくらいだから、まかせて!!」って返事と、スクリッティ愛に溢れたいろんな情報が。
Blue Avenue(2015年リリース)
このアルバムもかなりいい。
イメージとしては、ニューヨークらしいです。
アルバムのプロデュースが引き続いて北川勝利氏なので今までの延長ですが、ジャケット写真のようにちょっと大人モードな雰囲気に仕上がっています。
アルバム収録曲では、スムースジャズっぽい4曲目の「ブルーベリーナイト」と、クラブ系っぽい2曲目のシングル曲「ほほ笑みモード」が素晴らしい。
Opportunity(2017年リリース)
この4thアルバムまでがプロデューサーが北川勝利氏なので、1stから4thまでは大まかな雰囲気は似て言います。
このアルバムでのイメージはヨーロッパ(確かレコーディングがロンドン)なので、前アルバムでの打ち込みサウンドが控えめになって、バンドサウンドっぽくなっています。
YouTubeの公式チャンネルで、全曲視聴と花澤さん本人のアルバムレビューが見られます。
以下の全曲視聴では、おすすめ曲の5曲目の「滞空時間」から再生されます。
以下は本人の全曲レビューです。
ココベース(2019年リリース)
このアルバムはまだ聞いていないので、聞いてからレビューを書きます。
まとめ
聞きやすいという意味で、入門編では「claire」をオススメします。
「claire」が気に入ったら、北川勝利氏プロデュースの作品はすべてオススメします。
このページの記事は以上です。
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